チャリのチラシの裏(難民キャンプ)

ニコニコブログ滅亡による引っ越し

エッセイ① 「メダルゲームは釣りに似ている」発言について

いくつか書いた記事を削除。
わざと消した
と言いたいけど、一つは手違いで消してしまった。。これは痛恨ミス。

さて、本格的にエッセイはじめるぞ。
最初はなんの話がいいかな。やっぱメダゲの話でしょ!

巷でアルティメイトがなぜ流行っているか、という話でもしようかな。。
いや、それはいらぬ議論を誘発しそうだからやめとこう。

名は伏せるが某ゲーセンの公式動画である

「Bayon TV」


において、ある回でこんな発言がありました。
メダルゲームは釣りといろいろ似てるなあと思ったりするんですけども」
これは単純に
「じっと辛抱してバーンと決まった時の喜び」
って意味で言ってないなあ、と思いました。いろいろ、とは。



メダゲをしっかり遊んでいる人ならだれでも分かる単純なことで、
チャリは釣りはやらないのですが、でもよく言われる
太公望状態」ですね、つまり
「釣りをしていたのではない」みたいな。

メダゲに没頭すると、作業めいてきますね。プッシャーとかも同じかな。
よほど難しい局面とか、初挑戦のビデポとかじゃない限り、

どこかの時間で「ゲームと関係ない思索」が始まります。
この思索に耽る時間、これこそが重要で、この状態には、人はなかなか狙って入れません。
しかし、何か好きなことをしながら、リラックスしていくと、独特の頭の回転が始まる。

これがまさに釣り人が釣り時に味わう「それ」と共通している、
ということじゃないでしょうか。

某NOMUさんもこれが言いたかったのではないか、と信じたい。違うか。
まあいいや、そこは重要じゃない。

ここで意見が分かれるのは、
これを不純物と考えるか、醍醐味の一つと考えるかなんですよね。

友達とわいわい遊んでこそだろう、という人には、こんなことは愚問でしょう。
しかしメダゲはだいたい、シングルでもマス機でも、遊ぶのは一人客が圧倒的です。
ラウンドワンとかモーリーファンタジーが根城だと錯覚しそうですが。

一人でタバコをふかしてビデスロやるケバい女、その脳内は何が巡っているのか。
そんな事を考えると、たまらない。
「うんこ出なくなってそろそろ48時間だな」とか考えてるんでしょうか。最高です。

冗談抜きで、メダゲが老人の憩いになっているのは、
けっこうこれがあるんじゃないかと思ってます。
釣りその他の趣味より、圧倒的に手軽で安い。悪いハマり方をしなければ。
手ぶらでいい。なんの知識もいらない。コミュも不要。でも仲間ができればコミュも得る。
それでいて、基本的に、一人でじっと遊んで、
そのうちに考えは人生に巡る・・・

過去、仕事、財産、友人、家族、自分の死や死後。
おそらくそれから逃れる時間の中で、逆に直視することができる、
目を逸らしジャラジャラメダルをいじることで、
向き合えるみたいな部分があるのではないかと。
ちょっと美化しすぎかな。でもけっこうあると思いませんかね。

自分はバリバリの何をするにも独り遊び派なので、メダゲももちろんです。
そして、速攻で思索モードに入ります。
醍醐味もへったくれもない、毎回不可避です。
遠征中で初見ゲームの吟味中であってもです。ものの5分で関係ない事を考え始めます。
「うんこさっき行ったのに、またしたいのは何でなんだぜ」とか。
「地元のマツキヨだけか全店かしらんけどフルネーム名札はよくないよなあ。
マジ危険じゃんあれ。だってあの確実にJKの〇〇ちゃんとか超可愛いかったしなあ。
あんなんフルネーム分かっちゃってるんだから、こっち次第で何から何までわかるやん。
ていうかそれを地域の何千と言う客=不審者候補相手に晒す義務を課す店舗マジ鬼畜だろ
俺だってもうちょっと人生最悪でどうにでもなれとかの人種だったらこれから〇〇ちゃんの
仕事終わりをちょっと尾行して大体場所分かれば充分じゃん帰って調べて絞れば家判明じゃんそしたらそのあとてれれてれれてーー
おお振り切った。デカい。

あれ、今何考えてたんだっけ。」

みたいなね。不毛な時間じゃねーか。

でも有意義な時間もある。ホントに。それで良い決断ができたことも何度もあるの。
ゲーセンで「次どの地方ゲーセン行こうかなあ」と決める。まさに永久機関

釣りはめんどくさいから、みんな、メダゲ―、しよう。
釣り好きの人は怒らないでください。
あと「うんこしたいな」って時も、釣り中だとクライシスだけど、
ゲーセンなら9割セーフだから安心。(1割は保証しません)

人生の大事な決定のとき。ぼくはいつも、メダゲをやっていた。


ううん、締まらないコピーだ。